郡山の終活専門
ご本人のために
ご家族のために
大切な人のために。
親身に寄り添う行政書士です。
Taiko Ishii Administrative scrivener office.
2026.06.25
先日、終活カウンセラー協会が主催するオンラインセミナーを受講いたしました。テーマは「なぜACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)はうまくいかないのか」。終活の現場において、非常に重要かつ最前線の課題です。
ACP(人生会議)とは、もしものときのために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療関係者と話し合い、共有していくプロセスのことです。
「元気なうちから終活や人生会議に取り組んでほしい」 これは私たち専門家が心から願うことですが、いざご家族間で話し合おうとすると、「縁起でもない!」「まだ早い!」と拒絶されてしまったり、お互いの感情がぶつかって途中で立ち消えになってしまったりすることが本当に多いのです。なぜ、大切だと分かっているのに上手くいかないのでしょうか?
💡 うまくいかない理由は「感情の壁」にある
セミナーの中で特に深く共感したのが、対話をスムーズに進めるための「NURSE(ナース)スキル」という言葉でした。これは元々、医療の現場などで相手の「感情」に寄り添い、受け止めるためのコミュニケーション技術です。
終活の話し合いが進まない時、私たちはついつい「手続きの正論」や「法律の知識」だけで説得しようとしてしまいがちです。しかし、拒絶するご家族の裏側には、必ず「大切な人の死を想像したくない」という強い不安や怖さ(感情)があります。
正論で返すのではなく、まずはこの「NURSEスキル」のように、相手の不安な感情に寄り添い、受け止めること。それがあって初めて、建設的な話し合いのスタートラインに立てるのです。
✨ 元気な「今」だからこそ、感情に寄り添う時間がとれる
この話し合いは、病気になってからや、判断能力が低下してからでは時間が足りません。お互いに心に余裕がある「元気なうち」だからこそ、じっくり時間をかけて相手の感情に向き合い、本音を紡ぎ出すことができます。
終活やACPは、単なる「書類作り」ではありません。大切なご家族と「これからの人生をどう豊かに生きるか」を共有する、とても温かい対話の時間です。
「家族と終活の話をしたいけれど、どう切り出していいか分からない」 「話し合おうとすると喧嘩になってしまう」
そんな時は、ぜひ当事務所を頼ってください。私たちは、単なる法律手続きの専門家としてだけでなく、ご家族の心と感情に寄り添う「伴走者」でありたいと思っています。一緒に、安心できる未来への第一歩を踏出してみませんか。