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石井泰子行政書士事務所

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エンディングノートには何を書けばいいの?

2024.04.24

エンディングノートは別名「終活ノート」とも言われ、終活には欠かせないものです。
人生を振り返り、自分の考えや希望を残しておくために作成するノートで、遺族間の混乱を避けたり、負担を軽減したりする役割もあります。

形式や内容に縛りはなく、自由に作成できるのが特徴です。
とはいえ、何を書けば良いか分からない…と迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。
今回はご家族がいらっしゃる方に向けて、家族を安心させるために書きたい4つの項目を簡単にご紹介します。

① 自分の基本情報
氏名や生年月日、現住所や本籍地などを正しく記載しておきましょう。
様々な手続きに必要です。

② 遺言書の有無
遺言書の有無と、作成している場合は保管場所を記載しておきましょう。亡くなった後、遺族が遺言書を探す手間を省けます。

③ 預貯金
金融機関や支店名、口座番号などの情報をまとめておきましょう。一方で暗証番号やキャッシュカードの保管場所まで書いてしまうと、不正利用されるリスクが大きくなりますので注意が必要です。

④ パソコン・携帯電話・SNSのログイン情報など
パソコンや携帯電話のロック番号やパスワードをまとめておきましょう。またSNSアカウントを持っている場合は、IDやパスワードも忘れずに。SNSで亡くなったことに告知してほしい、見ないで削除してほしい、閉鎖してほしい、残してほしいなど、亡くなった後の対応の希望についても書いておきましょう。

その他、生命保険や葬儀、医療や介護の希望の有無の記載もあると良いでしょう。こちらの詳細は次回の記事でご紹介します。

エンディングノートは財産分与などに関する法的拘束力があるわけでありません。相続に関して希望がある場合には、エンディングノートとは別に遺言書を作成しましょう。